梅干しづくり

作手に暮らして15年・・・ということはもう15回は梅仕事しているんですね。
梅干し、梅酒、梅ジュース、梅酵素、かりかり梅といろいろやってきました。

今年は梅干しと梅酵素にしぼりました。この二つは暮らしに欠かせないもの。

ところで梅のなり具合は毎年違います。なり年なんて言葉もききますが、私はまだまだ検証できていません。そして今年は、

小粒なんです。寒い春が長かったせいでしょうか?それとも・・・・

でも毎年この季節を忘れずにしっかりと実をとどけてくれる梅の木に感謝です。

「お米」と「お茶」と「梅干し」があれば自給の暮らしの食卓はなんとか形になります。
そして梅干しは古来から日本の食には欠かせない大事な存在でした。

今年は小粒ながら、なんと45キロも梅干しをつけました。ウェブマガジン「山の力」に誘われて、「夢千年の暮らし始めよう」に共感して来てくださるたくさんの皆様のお口にお届けします!!!

作り方

1.梅の実を採ったら少し黄色くなるまで紙袋などでおいておきます。

2.色づいてきたら、さっと洗い、分量の12%の塩を丁寧にまぶして、容器にいれてなるべく重い重し(石、市販の重石など)をのせて2~3日様子をみます。

3.ここで梅から出た水(白梅酢)があがってきます。もし水が出ないようなら、重石を重いのに変えます。

4.赤じそを10%の塩でもんで、梅酢を少しまぜると真っ赤に色づくので、それを梅の容器に一緒に入れます。

5.7月の土用のころの晴れ間に3っ日3晩干します。

梅の漬け方は最近は情報が行き渡っているのでどなたもご存知ですね。あとは塩梅と言う言葉がうまれたくらい、塩加減が大事で、どうぞ毎年経験を重ねてご自分の好みを作り上げていただきたいと願います。私はここ数年10%でやってきました。でもなんとなく今年は12%で、と思います。
いい塩もいろいろと手に入るようになりました。以前は塩分は必要以上に嫌われていましたが、最近はかえって塩分不足ということも言われます。良い塩は塩分よりミネラル分に注目です。