山の暮らしと町の暮らしを、ひとつに結ぶ家

「百年後、民家と呼ばれる家-夢千年の家-」は、ふつうの木造住宅が3軒も4軒も建てられるくらい、木材をはじめ、裏山の恵みをいっぱい使う。自然に、山は息を吹きかえす。木材の生産現場も、活気づき、木材を加工して生きるひとびとのネットワーク、木挽きや大工、建具屋、指物師、家具職人なども息を吹き返す。
その周辺には、左官の集団があり、土を採るひと、藁を生産するひと、縄をなうひとがいて、竹を採るひとがあり、刃物を打ち道具をつくる鍛冶屋があり、板金職人がいて、それらのひとびとの暮らしを支える、たくさんのひとびとがいて、町や村の暮らしが成り立ってきた。
住宅の主流が、住宅メーカーのプレファブ住宅に変わってから、山も、木の現場も、土の現場も、その周辺の職人集団も、急速に衰退したが、山村の暮らしが、根底から揺らいでいけばいくほど、都市の暮らしが不安定になっていくことを、多くのひとが気がつきはじめている。
夢千年の暮らし PRODUCE & DESIGN は、「百年後、民家と呼ばれる家-夢千年の家」を提唱することによって、総体として、日本人の暮らしの再生と回復をめざしている。

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