何を、どう食べるかを大切にする家

これまでは、家を建てるとき、台所は、どのメーカーのシステムキッチンを入れるかだけが問題だった。「百年後、民家と呼ばれる家-夢千年の家-」は、台所をキッチンと呼ぶかどうかから、議論してきた。その場所を、どう呼ぶかによって、ひとのイメージは変わる。
その結果、私たちが到達した結論は、台所も自分たちでつくろう、だった。安心できる自然な素材を使って、見た目の美しさだけでなく、実用としても、日本人がつくり上げてきた、食文化を受け継いでいくのにふさわしい、台所を実現している。
日本の食文化を代表する食べもののひとつは、発酵食品(漬物・味噌・醤油・納豆など)です。これらの食べものは、ついこの間まで、自家製がふつうだった。私たちは、そのような暮らしの再生をめざして、台所や土間の提案をしている。

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