資源やエネルギーを、循環して利用する家

夢千年の暮らし PRODUCE & DESIGN は、ひとびとの暮らしを支える基本となる燃料として、薪や炭に注目している。薪ボイラー・薪ストーブ・かまど、などを現代の暮らしに生かすことを考えている。
薪は、私たちが現在利用できる燃料の中で、唯一、拡大しながら再生産できるエネルギー資源。
限りある資源としての、水を循環して利用することにも留意している。
上水道だけでなく、井戸の活用も考慮して「上水」とします。屋根に降る大量の雨水は、「中水」として利用が可能な天の恵み。生活雑排水は、自然流下、自然貯留、貯留池などの手順で、木炭、土壌微生物、水生動植物など、さまざまな自然の力を借りて浄化した後、中水に、庭の水やりに、田んぼの水や、畑の灌漑用に、もう一度利用した後、自然に戻っていく。
自分たちの排泄物(し尿)も、コンポストトイレやバイオマスによって、自分たち自身で処理して、液肥か堆肥として再利用することは、そう難しいことではない。既に体内で、濾過されたり、一次発酵した排泄物は、ほんの少し手をかけるだけで、再利用ができる、とても上質の生物資源となる。
し尿より、循環利用には手がかかるはずの「生ゴミ」も、堆肥にすれば、簡単に再利用できる。
暮らしの中で発生する廃棄物を、最小限に抑えるために、廃棄や焼却が困難なプラスティックス製品や、自分で循環利用することが難しい製品は、できるだけ買わない暮らしが始まる。

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