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花巻の温泉でゆっくりと旅の疲れをいやし、今日からいよいよ被災地に向います。
内陸部から西へ、遠野をへて「陸前高田」にやってきました。
昨年来「復興」工事が大分盛んになり大型ダンプカーがほこりっぼい街の跡地を走り回っています。
元陸前高田駅前ロータリーに未だに残る大木にそっと手をふれてみました。
これが先日来、報道されている巨大な土を運ぶ装置です。一山がどんどん土を削られて、みるも無惨
な風景となっています。たしかに大災害とはいえ、大地が悲鳴をあげているような感じはちょっと見て
いて苦しいものがあります。
気仙沼の風の広場に来ました。 荒野状態の被災地の片隅の、ほっと人の気配を感じるこの場所は、
いつも訪れたい場所です。ここも3年の間にたくさんのストーリーを積み重ねました。
次にやってきたのが階上(はしかみ)の地福寺あたり、今回はご住職にゆっくりとお目にかかれないままに、
この辺りの様子を一巡りして巡礼しました。
45号線を走り野々下あたり。かつての鉄道敷きがかなしいです
今、議論されている防潮堤を実際に見てみよう・・・と野々下の浜におりてきました。
んーんっ・・・・・みなさん言葉が出ません・・・・
南三陸町の旧防災庁舎跡 このあたりもすっかり片付いてかさ上げ工事が急ピッチで進んでいます。
今夜は土曜日で、「リアスに生きる若者会議」の元若者として出席させてもらうのが今回の旅の目的の
ひとつでもありました。若い力がはじける素敵な現場からたくさんのパワーをいただいた夜でした。
「風の広場」の主も訪ねてくださいました。(@カフェかなっぺ)
F夫妻はカフェのかなえさんと話がつきません
その3へ続く