つづき
馬場中山の浜はどうなったらいいのだろう・・・そんな話を浜の漁師さんや若者たちと話す中から海を護るといいながら自分達も海を汚しているんじゃないか・・・そんな展開になってきて・・
たとえば合成洗剤なんか止めた方がいいんじゃない?
そうそう、この間、船をそうじするのに、「石鹸」買ったんだ。
こんな話がたくさん出てきて・・・・
事務局もこれはなんとかしよう!と思い立ったのです。
東京に本社のあるミヨシ石鹸の三木社長にこの話をしてみました。すると多忙なスケジュールのなかで1月30日はたまたま予定を入れていないから、馬場中山に「行こう!」、そして「石鹸の話をしよう!」
そして今月なんと4回目の植樹なしの南三陸行きが決定したのです。
30日の朝、仙台駅で三木社長と合流、一路馬場中山の「カフェかなっぺ」へ
「皆さんはじめまして、創業100年をこえるながい間石鹸を作っているミヨシ石鹸の三木です。人類の歴史5500年に渡り石鹸はずーっと使われてきました。石鹸は使っていくと最終的には炭酸ガスと水になって自然界に戻ります・・・・・
身の回りに合成洗剤だらけのみなさんにとっては初めて聞く話ばかり。2時間はあっという間に過ぎました。
こうして浜の皆さんたちは自分達のライフスタイルも見直しながら、今海岸線のデータを作成したり土曜日ごとに話し合いの場をもったり、清野さん、滝澤さんらの協力をいただきながら、一歩一歩着々と前進しています。たった一ヶ月の間に中山の人々を取り巻く動きはすっかり目の話せない展開となってきました。「明日は我が身の桜ライン」でこれから参加する人たちもいっしょになって東北の真の再生に加わる喜びを味わいたいと思います。
2012/02/09