12/20
今回の植樹行の予定は当初は12/20朝帰着予定でした。
しかし・・・・
地元のかたたちとの交流のなかで、皆さんが思い悩んでいる復興の「真の方向」とは?
あまりにも大きな問題すぎて「明日は我が身」のわたしたちにもなかなか先が見えません。
けれども今夜早稲田大学で開催される日本土木学会主催の「トークセッション」には、日頃わたしたちの頼りにする九州大学の研究者の清野聡子さんが登場するのです。日程がこちらの植樹行と重なるので半ばあきらめていましたが、今回、さらに交流の深くなっている東北の皆さんと一緒に悩み、考えたいとの想いを強く持った私たちは、どうしてもこの会議に参加しなくては・・と考え直したのでした。
Nさんと東名足柄SAでお別れして、事務局はまた東京に引き返しました。今回はNさんが運転でも大活躍していただき、心強い旅となりました。お疲れさまでした。
この朝、立ち寄った港北PAを出ようとしたとき、大きな虹がかかりました。何年ぶりかで見るみごとな虹 !
この虹がなんだか未来への架け橋のように見えました・・・・・・・
土木学会トークセッション 早稲田大学にて 12/20 夜
清野さんは宮城県小泉に計画されている巨大防潮堤に対して、大変優れた代替案を提示しました。
「小泉」という地名は海の浜辺のあたりで山からの伏流水があちこちで湧いていて、恵みゆたかな自然を育んでいるところから由来するらしい。この人間の力では及ばない山から海へつづく生態系を壊してまで防潮堤を震災復興の象徴のように急ぐ行政のあり方を国民みんなで検証していきたいものです。
12/21
夜遅くまで論議が続きましもう一晩、車中で仮眠をして翌朝愛知に向いました。今回も富士山!!!!