フッ素は虫歯予防になるの?

虫歯予防ということで、フッ素が使われ始めたのは50年ほど前のことだそうです。

原子爆弾を作るために、ウラトニウムやプルトニウムの生産には、フッ素が大量に必要だそうです。ところが、プルトニウムを生産した後、劣化ウランとともに、環境を汚染する産業廃棄物として、フッ素が大量に残ります。少量のフッ素が、人間にとって安全だという証拠は、もともと原爆計画の科学者たちによって意図的に作り出されたものだそうです。この中でまんまと虫歯予防の新材料として出てきたのがフッ素なのです。

歯医者でぬられるフッ素は9000ppmの濃度です。

これは、驚くことに環境基準値の1万倍

幼児ではその30%程度を飲み込んでしまいます。

つまり基準値の3000倍ものフッ素を飲んでしまうわけです。

飲み込まれたフッ素は、胃酸と反応して一部はより危険なフッ化水素にかわります。

反応性の高フッ化水素は遺伝子を傷つけ、ダウン症やガンの増加につながることが予測されます。また、環境ホルモンとしての危険性も疑われ始めています。

この影響は、今日明日に起きるものではなく、世代を超えて影響が現れます。

フッ素を歯に塗ることは人体実験に参加しているとともに、産業廃棄物を飲み込んで処理しているようなものではないでしょうか!?

フッ素塗布やフッ素口洗、フッ素入り歯磨き粉、フッ素を使った治療によって飲み込まされることの恐ろしさを「知る」ことによって、いっそう虫歯予防に力を入れる→フッ素不要 の世の中になるといいですね。

ちなみにフッ素が本当に虫歯予防になっているかどうかも、怪しいようです。

フッ素口洗などによって虫歯が減ったという統計やデータの作り方そのものに、トリックがあるのです。

有効性判定方法と考慮事項

現在、フッ化物洗口の有効性を示す様々なデータがありますが、有効性の判定にはいくつかの方法があります。またフッ化物洗口の有効性(う蝕予防効果、予防率)は洗口頻度、洗口液のフッ素濃度、洗口期間、洗口開始年齢、そして予防効果を算出するために比較される対照をどのようにとるかなどによって異なる結果が出ます。

フッ化物洗口の有効性の表し方として以下の2つの予防率の計算法があります。

「フッ化物洗口前後比較(before-and-after study)」

「フッ化物洗口未実施校と実施校の比較」

◎「フッ化物洗口前後比較(before-and-after study)」

一般にフッ化物洗口の有効性を表すために使用される図表を例に考えて見ましょう。ある学校でDMFT指数が1996年時点(洗口未実施)で全国データ(文部科学省の学校保健統計調査データを線グラフで図示)よりも多く、洗口を実施して6年後に同年齢で比較したとき、全国平均を下回り、フッ化物洗口の効果があったとする図表です。多少の数値の違いはあっても、このようなデータが多く使われています。

この様なデータを見ると、洗口が虫歯予防に有効であるかの印象を持ちますが、しかし、洗口が実施される際には、一般的に、以下の事が同時に行われます。

・虫歯とその予防の必要性の教育(学童・生徒、学校教職員、保護者らに対して)

・虫歯予防の様々な実践方法の教育(歯磨き、フロッシングなど)

・生活指導(歯磨きの励行指導/間食を控える指導など)

・「かかりつけ歯科医」を持つことの推奨

このような様々な口腔衛生教育・指導が行われると、たとえフッ化物洗口を実施しなくても、虫歯予防意識などの向上によって、結果的に虫歯が減ることが予想されます。 上記の図表では洗口実施前と実施後(6年後)を比較していますが、このような比較方法を「before-and-after study」と呼びます。この図表は相対的にフッ化物応用の少ない全国データも6年間に「3.51→2.28」つまり35%減少したことを示しています。これはフッ化物洗口を実施しなくとも、6年の間に大体30数パーセント減少しているということで、この分が「フッ化物洗口の有効性」に算入されてしまっていることを意味します。

さらに、「フッ化物の有効性」は「フッ化物洗口の有効性」から「フッ化物を含まない単純な水による洗口」の効果を差し引く必要があります。つまり「単なる口すすぎ」にも虫歯予防効果がある可能性があります。この点に留意して対照をおいた最近の比較研究は残念ながら見つける事ができませんでした。現在「フッ化物洗口の効果(予防率)」として掲げられている数字は殆ど厳密な意味で「フッ化物洗口」単独で導き出された数字では無く、様々な虫歯抑制因子を織り交ぜたまま導き出されています。 relevant domains