被災地を想って作ったレモンジャム

東日本大震災で被災された方々になにか少しでも気持ちを届けたいとねがって、いつも無農薬の
レモンを送っていただいている、瀬戸内海生口島へ柑橘類を採りに行ってきました。
おだやかな美しい自然の中でそだったおいしい柑橘類(はっさく、甘夏、安政柑)が辛い日々をおくる方々の健康の助けになりますようにと願います。

さてレモンジャムづくり

完熟レモンのジャムはパンにつけても、チーズカナッペにのせても、紅茶にいれても味も香りも
とびきり美味です。
でも柑橘類のジャムは皮が命ですから、もちろん無農薬でなくてはなりません。

レモンは青いうちから完熟になるまで続けて収穫されます。ジャムを作るときの砂糖の比率は
このレモンの収穫時期によってかなり違います。
生口島の完熟レモンは4月から5月始めまでに収穫するのですが、この時期のレモンだと砂糖
の分量は早く収穫した時の三分の二で充分です。レモンも糖度を増すんですね。

私は6.5キロの完熟レモンに3.5から4キロの粗糖を使います。そして仕上げにコアントローと
とっておきのラム酒で大人の味に仕上げます。

そうそう種はペクチンがあり、とろみをつけてくれますが、できあがったあとでとるのは大変、
ですから家庭用は種入りでも気にせず、食べるときに種をよけると言うのが私流。
でもきちんとビン入りに仕上げるときは、一煮立ちしたあとにあらかじめ種をとります。
この作業はちょっと手間がかかります。

ビンを煮沸消毒してあつあつのジャムを注ぎ入れ、びちっとふたをとじると、ジャムは
冬眠状態になつて、時間がたつと熟成する気がしますがいかがでしょうか?

いろいろな果物でジャムをつくりましょう

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