あの3:11から1年が経ちました。
まだ終わっていないどころか、始まってさえいない東日本大震災の復興再生。
忘れないための、始めるための、総延長何千Kmになるかもしれない、「明日は我が身の桜ライン」を呼びかけます。
たった1本の桜を、海辺のちいさな漁村に植えることから始めます。
このちいさなちいさな点が、無数につながって線になる頃には、あの被災地にも、いくらか未来が見えてくることでしょう。
現地に行って見さえすれば、桜を植えるだけでは済まないことは、誰にでもわかります。
東海、東南海、南海の三連動地震を持ち出すまでもなく、全国にくまなく張り巡らされた原発のネットワークを言うまでもなく、「明日は我が身」は、日本の国土に生きる者なら誰しもです。
被災地に通い続けて私は、みなさんに呼びかけるのに、「みなさんのおできになる範囲で、少しだけでも」と言うのをやめることに
しました。
1年経った被災地の状況を見れば、そんなことでは何ともならないのは、誰の目にも明らかです。
ようやく最近になって、水も電気もない地域が、解消されました。
行政は、社会福祉協議会は、口をそろえて、「もう大丈夫」と口にします。問題山積と言えば、自分たちに跳ね返ってくることを知っているからです。
全国から集まったボランタリスタッフたちに、「もう来なくていい」と言うのは、”行政だけ”です。
巨額の復興資金の大半は、東京や大阪のゼネコンの手に渡っています。現地は建設バブルです。
仙台の夜の街は、これまで見たこともない活況に沸いています。
報道されませんが、現地では、最近になってとりわけ、自分の生命を絶つひとが増えています。宮城も岩手もですが、とくにフクシマでは際立っています。
絶望を希望に換える何かが、今必要です。
海辺のちいさな集落に、1本の桜を植えることからスタートしようという、無謀とも思える壮大な計画の、記念すべき一歩を、以下の要領で踏み出したいと思います。
奮ってご参加のほど、よろしくお願いします。
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日時 2012年4月13日金曜日~4月15日日曜日
行程 4月13日 2000時頃(未定) 第1集合地点(例 JR 刈谷駅前) 出発
2100時頃(未定) 第2集合地点(例 豊川IC)
2130時頃(未定) 第3集合地点(例 三ケ日SA)
4月14日 0030時頃(未定) 第4集合地点(例 海老名SA)
0730時頃 東北道大和IC到着
石巻中心市街地~大川小学校~南三陸町中心市街地を経て
1230時頃 南三陸町旧歌津・馬場中山地区 交流と桜植樹
1500時頃 気仙沼市街地経由宿泊地花巻温泉へ
1800時頃 花巻温泉着 温泉、夕食、交流
4月15日 0830時 宿泊地出発
1800時~2000時 出発地帰着解散
会費 概算 約20000円~25000円(人数割りに寄る実費)
マイ桜植樹費用 1本 5000円
(現地の受け入れ状況によっては、必ずしも、植樹会参加時に植樹できない場 合もあり)
申し込みと問合せ先
明日は我が身の桜ライン実行委員会(黒田) TEL.0536-37-5555
アドレス rosa@mint.ocn.ne.jp 黒田ローザ