桜植樹が無事終わり、参加の皆さんとおわかれしたあとで南相馬から飯館村へ車を走らせました。
放射線量が高いのでフクシマはいまだほとんど手つかず状態です。
津波で破壊された家々も田畑も放置状態。
内陸の地震の被害がさほどでなかった家々もほとんど無人です。冷たい風が吹き抜けるのみで背筋が寒くなります。
南相馬に民家風の災害公営住宅が完成間近でした。
でも・・・・田んぼや畑にかこまれた豊かな暮しをしていた人たちがこんな狭苦しい、しかも新建材で作る家に
ぎっしりと並んで暮らす暮しを想像すると、胸が痛みます。原発さえなければこんなことにはならなかった!
チェルノブイリと似た様な状況です。そして、原発20キロには警察の検問がありそれ以上は進入禁止でした。
少し脇道からはいったあたりで突然線量計がぐんぐんと高い数値となり、どういうわけが耳鳴りがしはじめて、
驚いて引き返しました。
ちなみに通常の数値は0.03~0.04あたりです。