新月伐採


新城市内の若いお施主さんが、自分の山の木で家を建てたいというので、昨日新月の日に、新月伐採しました。

簡単な神事のあと、100年生のヒノキの生命をもらって、200年の生命を持つ家に形を変えて、生命を継承する行事でした。みんなとても厳粛な気持ちになり、喜びが爆発しました。
家を建てることの意味が、感じられる一日になりました。
生きる実感の満たされた時間が、流れていきました。
その場に、居合わせることの幸せが、そこにはありました。

これからいよいよ現場が始まります。
まずは、実家に建っている物置小屋を、解体して、移築再生す
る作業を始めます。
同時に、全体のプランを練り上げる作業もはじまります。
その間、伐採した木は、山で静かに葉枯らしの時を過ごします。
自分が姿を変えて生きる準備です。