はじめに

作手村に暮らす「すたこらサっちゃん」。
昔はもっとましだったと、容姿の衰えをいつも気にする、かわいい
おばあちゃんです。
そしてそのかわいいおばあちゃん、いったん口を開くと、ブレヒトの言葉が飛び出すやら、カントやらゲーテやらで、ついて行くのがたいへんです。
物を書くことが大好きで、随筆や俳句の句集も出版しています。
今は、3冊目の原稿に忙しい毎日ですが、作手にやってきて数十年2町歩の田んぼや畑を、ほとんどひとりでやりこなしてきた人です。
どこにそんなエネルギーが隠されているのかわかりませんが、た
いへんな女傑です。
私たちはみんな、すたこらサっちゃんを、こよなく尊敬しています。
いつまでも、いつまでも元気でいてほしい人です。
そんな「すたこらサっちゃん」の作品を山の力は紹介していきます。

すたこらサッちゃん、昭和を生きて→